ラディックスグループ健康保険組合 事務長 須賀昭仁 様

CASE

新設の健康保険組合でゼロからのスタート。少人数体制で的確に業務を遂行できているのは、UBSのおかげです。

ラディックスグループ健康保険組合 事務長 須賀昭仁 様

右も左もわからない中、営業担当が健保組合の設立についても助言してくれた

ラディックスグループ健康保険組合様は2018年4月に新設。組合独自の保健事業を拡充するなどして、被保険者や被扶養者の健康増進に寄与したいという決意と、従業員の実態に合わせて保険料率を下げ、加入者の経済的負担を軽減したいという事業主の想いから、設立決定に至りました。
同組合事務長の須賀氏は、当時をこう振り返ります。
「設立メンバーの誰もが健康保険業務は未経験。知識がない中、審査に向けた書類や資料作成を試行錯誤で行ったため、かなりの時間と労力を要しました。コスト削減、設立後の運営に向けた実践的な経験を積みたいという意図が強く働き、コンサルティングサービスを利用しなかったのですが、そうした困難の中、厚生局や健保連の担当者とともに私たちを支えてくれたのが、UBSの営業担当だったのです。システム検討に関わる情報提供の範囲を超え、健康保険組合の設立に関しても親身になって助言してくださり、とても頼もしく感じました」。
システムの運用前からUBSのサポートを体感していただいたのも、導入のきっかけとなったのです。

右も左もわからない中、営業担当が健保組合の設立についても助言してくれた

カスタマイズ未満の個別要望にも柔軟に対応。運用の自由度の高さが導入の決め手に

同組合では設立準備と並行して基幹業務システムの検討を進め、最終的にはKenpoWave21およびRezeptSearch21、HealthyWave21+の導入を決めました。5社ものシステムを比較した中でUBSのシステムを選んだ決め手について、須賀氏は次のように話します。「1つ目は、直感的な操作性です。KenpoWave21は各メニューを移動する際の動線がスムーズで、実務に即していると感じました。2つ目は、運用の融通が利くこと。例えば、『特定のデータを抽出したい』といったカスタマイズ未満の個別の要望に、コストを掛けずに対応してもらえるなど、活用の自由度の高さが魅力でしたね」。

システム導入作業は、設立を間近に控えた2018年1月末に開始されました。手続きが大詰めを迎える時期と重なったものの、「ストレスを感じることなく、スムーズに導入が完了しました」と、須賀氏は笑顔を見せます。

充実したヘルプ機能で、実質的に職員の教育コストを削減

充実したヘルプ機能で、実質的に職員の教育コストを削減

設立以降、同組合は加入者約2,500名に対し健保スタッフ3名という少人数体制で運営を継続しています。「KenpoWave21のおかげで、こうした体制でも問題なく業務を遂行できています」と須賀氏。「付帯機能は秀逸なものだと思いますが、中でも予算メニューでKenpoWave21のデータを、健保連によるExcelの書式に簡単に変換できる機能は便利ですね。直接作用するものではありませんが、こういった“かゆいところに手が届く”機能は本当に助かります」。

加えて、須賀氏は充実したヘルプ機能についても言及。初めてKenpoWave21に触れるという人でも使いやすいと好評で、短期の派遣職員に対する教育の手間が大幅に削減できていると話します。さらに、導入組合数が多いKenpoWave21ならではのメリットも紹介してくださいました。「派遣職員の中には『過去に働いていた他の健保組合でKenpoWave21を使った経験がある』という人もよく見かけます。即戦力になるので助かりますね」。

ユーザの考え方を尊重した“押しつけがましくない、けれど手厚い”サポート

さらに、須賀氏は「UBSスタッフによるサポートの手厚さ」を強調します。「営業担当の方には、引き続き健康保険組合業界の動向や他組合の情報を提供してもらっています。とはいえ、決して押しつけがましくはなく、常に適度な距離感を保ちながら、私たちが必要なときに必要なだけ手を差し伸べてくれる印象です。例えば、SEによるリモートサポートでも、すべてを手取り足取り教えるのではなく、あえて私たちが勉強できるような対応をしてくれることもあります。設立時のこともそうですが、私たちは『どんなことでも、自力でできるところまでやりたい』という想いが強いんです。そうした考え方も含めて尊重してもらえていると感じますね」。

今後はユーザ会などを通じ、他組合とも積極的に情報交換していきたいとのこと。ここにも「UBSのスタッフに頼ってばかりではなく、独り立ちしていきたい」という、同組合の意志を感じます。

ユーザの考え方を尊重した“押しつけがましくない、けれど手厚い”サポート

的確な実務を継続するために、UBSのシステム・サポートは欠かせない

的確な実務を継続するために、UBSのシステム・サポートは欠かせない

同組合の設立からまもなく約2年。業務サイクルが一巡して、2021年度には保険料率の引き下げも見込まれています。また、健康保険組合設立をきっかけに、事業主の健康経営に対する意識が高まっているのも、大きな変化のひとつです。2019年10月には、ラディックス株式会社を含むグループ会社全6社が『健康優良企業(銀の認定)』を取得しました。「健康保険組合の保健事業についても、事業主の観点から積極的に提案しています」と事業主担当者はいいます。

須賀氏も、同組合の保健事業には強い想いを抱いています。「実は私自身、過去に父と姉をがんで亡くしました。本人たちのつらい闘病生活や、残された私たち家族の想いをそのまま加入者に伝えることはできませんが、保健事業を通じて加入者の健康を促進することは可能です。特に予防医療の推進、生活習慣の改善に注力していきたいと考えています」。また、今後は蓄積された加入者のデータから健康課題を把握し、対策を講じていくとのこと。それに伴い、新たなUBSシステムの導入も検討されています。

最後に須賀氏は、同組合の今後について次のように語りました。「加入者の健康をいっそう増進すること、また、それによって医療費を削減し、保険料率を同業種で日本一の低料率にすることが、私たちの目標です。目標を実現するためには、正確で的確、無駄のない実務を継続していかなければなりません。そして、そのためにはUBSのシステム、営業担当の方、SEの方の支援が不可欠だと考えています。これからも、パートナーとして、末永くお付き合いいただければ幸いです」。

ラディックスグループ健康保険組合様のお話を伺い、新設の健康保険組合様でもスムーズに業務を遂行できるようになるために、UBSには何ができるのか、改めて考えさせられました。ユーザ様に寄り添い、伴走していくパートナーとして、身の引き締まる想いです。

※所属・役職等は取材時のものです。

導入事例一覧