健保基幹業務システムKenpoWave21
操作性を追求した機能で
健保業務全般を網羅
法改正・レセプト電子化・オンライン化といった制度改正、データヘルス計画およびマイナンバー制度への対応等、最新のIT環境への迅速かつ適正な対応が求められています。
Windowsで稼働するKenpoWave21は、こうしたニーズを解決すべく、常に進化を続ける健保基幹業務ステムです。インターネット、イントラネット、PC、セキュリティ、操作環境等の組合毎に異なる環境や要望に対し、健康保険組合に特化した合理的で最適なシステムとサービスを提供します。
ログインユーザ管理による実行権限の制御、操作履歴保持等の機能を標準装備し、個人情報保護法に対応、マイナンバー制度における技術的安全管理措置に準拠しています。
製品の特長
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誰もが簡単に操作できる操作性
Windowsの特性を最大限に活かした画面設計で、誰でも簡単に操作が可能です。操作マニュアルを全てオンラインヘルプ化し、ペーパーレスを実現しています。
メニュー画面
- メニューを検索して、効率よく操作することが可能。
- 業務ごとのタブとツリー構造のメニューにて操作を簡単に。
- 業務内容に沿った画面遷移とデータ連携。
レセプト入力画面からオンラインヘルプ画面の起動
- メニューからヘルプで起動しますので、オンラインヘルプにより、常に最新のマニュアルに更新、組合様独自のページもご用意。
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見たい情報をひと目で
照会画面を充実させ、タブ切替のワンタッチ操作で見たい情報が直ぐに表示できます。オプションボタンで簡単に必要な情報を絞り込めます。
台帳照会画面
- メニューを検索して、効率よく操作することが可能。
- 業務ごとのタブとツリー構造のメニューにて操作を簡単に。
- 業務内容に沿った画面遷移とデータ連携。
注意喚起を設定した世帯の台帳照会画面
- 重要なメモを見落とさないよう画面の背景色を設定することが可能。
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必要な情報を簡単に作成
利用頻度の高い帳票は、出力イメージをワンタッチでCSV形式やEXCEL形式に保存可能なので、自由に加工することができます。
科目集計表画面
帳票Excel展開画面
帳票グラフ化画面 -
個人情報保護対応が標準装備
厚生労働省通達に基づき、個人情報保護対策として実行権限、表示内容制限、操作履歴管理の機能を標準装備しています。
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業務の省力化と正確性を向上させる便利機能
メモ機能Excelなどで別途管理していた項目が システム内で簡易的に管理することが可能。 本人・家族に対する情報をメモとして保存できる機能です。 また登録した文字を台帳照会にて検索を行うことができます。 Excelなどで別途管理していた項目もシステム内で簡易的に管理することができ、備忘録としてもご使用いただけます。
第三者行為管理手作業で行っていた作業をシステム化することにより格段に作業効率を向上させることが可能。 第三者行為該当データの抽出~該当者登録、登録された内容に対しての請求処理や入金管理までをシステム内で管理することができます。 該当者・保健会社・相手に対しての各種書類も出力が可能です。
地方単独事業管理マスタ給付金を自動停止し、二重払いを防ぐことが可能。 地方単独事業公費に関して、 UBSが独自に作成したマスタです。支払基金管理分に関しては、支払基金イントラネットから情報を入手、支払基金が管理していない公費に関しては、加除式全国市町村医療費助成制度一覧及び保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)より情報を入手し、それらの情報を合わせてマスタを作成します。
傷病名逆引きマスタ医薬品コードと傷病の関連付けを行い、調剤レセプトの傷病をより正確なデータでの出力が可能。 ジェネリック医薬品での差額通知を傷病別に出力する場合に有効です。また、傷病別にジェネリック医薬品に切替可能な件数・金額の出力が可能です。
特定個人情報管理
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特定個人情報とそれ以外の情報を区別したデータ管理
業務システムとしての性能・操作性・運用性を損なうことなく、特定個人情報を区別して管理し、セキュリティを強化します。
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認証機能の強化
ユーザID、パスワードに加え、接続するハードウェア固有のIDによる複数因子認証を採用しています。通常の閲覧処理では、個人番号は表示されません。許可されたPCかつ許可された担当者のみが特定の機能で閲覧可能です。
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アクセスログ
特定個人情報のアクセスログは、他のアクセスログとは別の場所で管理し、アクセスログは許可された担当者のみ閲覧できます。
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データの暗号化
特定個人情報の項目を暗号化し、データベースへの接続とPC~サーバの通信経路も暗号化します。
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中間サーバとのサーバ間連携に対応
マイナンバー取りまとめ機関の中間サーバと健保基幹業務システムサーバとをセキュリティを確保したネットワーク(IPsec-IKE)で接続し、データ連携を実施することが可能です。これにより、加入者情報登録、副本登録等の業務負荷を軽減し、統合専用端末と媒体でのデータ授受がなくなるため、セキュリティ強化にも繋がります。
IPsec(Security Architecture for Internet Protocol) 厚生労働省がレセプトオンラインのネットワークとして承認されている暗号技術を使ってネットワーク層にて、データの完全性や機密性を保護する仕組みです。IPsecは、AH、ESP、IKEなどのプロトコルから構成されています。
導入イメージ
調定決議書作成/入金・債権消込み処理
支払決議書(現金分・現物分)作成処理

