マイナンバー対応サービス
健保基幹業務システムの
セキュリティ機能
2017年1月から、社会保険(健康保険、厚生年金保険関係)の届出等でマイナンバーの使用が開始され、健康保険組合においては、マイナンバーを取り扱うための安全管理措置を講じることが求められ、コンピュータのセキュリティ対策(アクセス制御、アクセス者の識別と認証、外部からの不正アクセス 等の防止、情報漏えい等の防止)が必要です。
サービスの特長
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特定個人情報とそれ以外の情報を区別したデータ管理
業務システムとしての性能・操作性・運用性を損なうことなく、特定個人情報を区別して管理し、セキュリティを強化します。
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認証機能の強化
ユーザID、パスワードに加え、接続するハードウェア固有のIDによる複数因子認証を採用しています。通常の閲覧処理では、個人番号は表示されません。許可されたPCかつ許可された担当者のみが特定の機能で閲覧可能です。
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アクセスログ
特定個人情報のアクセスログは、他のアクセスログとは別の場所で管理し、アクセスログは許可された担当者のみ閲覧できます。
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データの暗号化
特定個人情報の項目を暗号化し、データベースへの接続とPC~サーバの通信経路も暗号化します。
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中間サーバとのサーバ間連携に対応
マイナンバー取りまとめ機関の中間サーバと健保基幹業務システムサーバとをセキュリティを確保したネットワーク(IPsec-IKE)で接続し、データ連携を実施することが可能です。これにより、加入者情報登録、副本登録等の業務負荷を軽減し、統合専用端末と媒体でのデータ授受がなくなるため、セキュリティ強化にも繋がります。
IPsec(Security Architecture for Internet Protocol) 厚生労働省がレセプトオンラインのネットワークとして承認されている暗号技術を使ってネットワーク層にて、データの完全性や機密性を保護する仕組みです。IPsecは、AH、ESP、IKEなどのプロトコルから構成されています。
特定個人情報の運用サービス
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ホスティングサービス
特定個人情報を保管するデータベースは、健保基幹業務のサーバとは独立して構成することが可能です。また、特定個人情報のデータベースサーバのみをデータセンター上に設置することも可能です。
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オンラインバックアップサービス
特定個人情報データベース専用のオンラインバックアップサービスを提供します。